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我が輩の一日

我が輩は猫である。名は「にこ」という。朝起きると、あちこち動き回る。つめを研ぐ。適宜に食べて昼寝をする。夜も寝る。
日向で日なったぼっこをする。狭い所に入り込む。

吾が輩の好きなもの

  1. 冬は暖かいところ
    幼猫のころは母猫と野良暮らしだった。当時は惨めという気持ちはしなかったが、冬の寒さは耐えられないほどだった。冬は何といっても暖かいところがいい。
  2. 夏は涼しいところ
  3. 食事
    食事はROYALCANINの中高齢猫用キャットフードだ。飼い主は、頑張ってフランス原産の高級な猫飯を用意してくれるので、感謝している。気が向いたときに食べるのが好きで、朝食、夕食というように時間が制限されるのはいやです。
  4. 昼寝
  5. ときどき駆けっこ

吾が輩の嫌いなもの

  1. 大きな物音
  2. 見知らぬ人間 特に大人の男と幼児
  3. 閉じこめられること
  4. へびなど見知らぬ生き物
ストーブにあたる猫 暖をとる猫は、以前は「火鉢猫」といい、こたつのある家は「こたつ猫」と呼ばれていたようだ。そうすると我が輩は「電気ストーブ猫」と呼ばれることになる。
電気は便利だ。我が輩の飼い主が子供の頃、居眠りしていた火鉢猫が足を火鉢の灰につっこんだのを見たという。びっくりした拍子に飛び出したので灰神楽(はいかぐら)がもうもうと立つたとさ。
電気ストーブは毛皮を焦がすこともある。近すぎないよう自分に言い聞かせている。





k考える猫 小説にも書かれているとおり、猫も人と同様に考えることは人間にも良く知られている。
我が輩も時々猫の一生について考えることがある。もしも屋外で自由に生活するようなことになったらどんなに素敵だろうとか、良き伴侶が現れたら子供を何匹作ろうかというようなことだ。
しかし考えることと実行することは全く別である。一度、勝手にドアの隙間から外に出たことがあったが、戻れなくなってしまった。
幸い近所の人が飼い主に知らせてくれたから良かったものの数日間、近所の庭や畑で腹を空かして死ぬような目にあった。
飼い主は我が輩に勝手に避妊手術をした。猫の人権についても考えている。
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